時は2019年、『マンションを今すぐ買いなさい』と絶叫していた沖先生もトーンダウンし控えめな主張に転換していて、マンション価格も上昇傾向が止まらず、なんとなく今は買い時ではないのだろうかと多くの人が思っている昨今、でもそれでも子供は容赦なくぐんぐん育ってきて、歩くようになりしゃべるようになりそのうち学校行くようになる中、高いのはわかる、わかるけどこのまま買わんかったら一生買わんのとちゃうんかとさえ思ってしまうこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
1年ブログを更新せずにいましたら役所から特定空き家指定を受けるところでしたので慌てて更新しています。
投稿者: mansioninstitute
安藤忠雄設計建築物個人的ランキングのおまけ
先日ツイッターで行った安藤忠雄設計建築物個人的ランキングの件ですが、いくつか質問とか付け足しがあったのでこの場を借りて行いたいと思います。
https://twitter.com/i/moments/947643036992860160
のらえもん監修『住んでみなければ絶対にわからないタワーマンションほんとの話』を読んで

皆さまは「メアリと魔女の花」はご覧になられたでしょうか?
僕は「借りぐらしのアリエッティ」があまりにもアレだったので以来米林監督の作品は見ないと心に決めているのですが。
米林監督の作品というのは表層的にはそれまでのジブリ作品(端的に言えば宮崎駿監督作品)によく似ていて、美しい風景だとかかわいいキャラクターだとか今作は動きをウリにしているようですが、「ジブリっぽい」作品を作ることにかけては長くいただけあって長けているわけです。
しかし「それっぽく」はあるのですが、宮崎駿作品が観客につきつけるメッセージや投げかけのような核となるものがないために、環境ビデオを見た後のような締まらない印象しか残りません。
親子でとなりのトトロや千と千尋の神隠し
を見たら受け取る印象も親と子では違ってきますが、親子でアリエッティを見ても「つまんなかったね」とか「え?これで終わり?」という一致した意見しか出てこないでしょう。
作品が成立していれば、見る視点によって建物がその姿を変えるように人によって別の印象を持ちますが、作品として成立していなければ、更地の印象は誰にとっても同じように、人によって別の姿を見せることもありません。
キャラクターがかわいいとかCGが秀逸だとか、庵野の描いた巨神兵がすごいとかは枝葉末節・局地戦の話であり、作品を作品たらしめる舵取りをする、つまり本筋・戦略を立てるのが監督であり、だからこそ、その作品の毀誉褒貶はひとえに監督の責任に帰せられるのも当然と言えるでしょう。
地位の話その2~広尾と南麻布のあいだ~
前回の話はこちら。
地位の話その1~青山パークタワーはなぜ青山パークタワーなのか?~
さて、前回お出ししたお題。渋谷区でありながら港区を凌ぐ地位を持つ逆転現象の場所。

答えは・・・。
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地位の話その1~青山パークタワーはなぜ青山パークタワーなのか?~
青山学院大学という大学がある。住所は渋谷区渋谷4丁目だ。
青山パークタワーというマンションがある。住所は渋谷区渋谷1丁目。
なぜ渋谷学院大学ではないのか?なぜ渋谷パークタワーではないのか?
答えは古地図にある。