2016年あかいブログアクセスランキング&スムログ記事のオススメ

皆さんこんばんは。
2016年は後半ペースが失速してしまいましたが、その2016年の当ブログの記事アクセスランキングと昨年から始めたスムログのおすすめ記事の紹介をお行いたいと思います。

では、まずあかいブログアクセスランキング2016から発表です!!

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不動産屋は売りたいから急がせるのか?

先日こんなブログを見ました。

さて、読者の方からこんな質問をいただくことがあります。
「不動産会社の担当者は、ポンポンと話を進めたがる。
ちょっと見に来ただけだったのに、見積もりをしたり、考えると言ったら、じゃあ明日連絡しますと言ってきたり。
あきらかに急かせているし、焦っているというのが丸わかりでこわくなります」
これ、不動産営業あるあるですよね(;^_^A
そしてこれには理由があるんです。その理由がたくさんあって、一度では話しきれないので、シリーズ化することになりそうです。
いつか
「なぜ不動産営業マンはいつも焦っているのか」という本を書きたいと思うくらい(;^_^A
どこからお話ししていいのか迷うのですが、まずは不動産営業マンの仕事についてご説明したいと思います。
残念ながら「お住まい探しにたずさわることで、お客様のしあわせに貢献したい」と思っている営業は多くはありません。
それはマクドナルドで店員が放つ「ありがとうございます」という言葉に気持ちが入っていないのと同じです。

【質問】「不動産屋はなぜ急かせるの?」 不動産ガールあかねブログより)

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トルストイ『人にはたくさんの土地がいるか』を読んで

「いま、トルストイ」(帯コメントより)

文豪の文豪たるゆえんは長編ではなく小品に表れると思っていて、夏目漱石の作品でも夢十夜の第一夜が一番好きだったりするんですが、このトルストイの小品『人にはたくさんの土地がいるか (トルストイの散歩道)』もするするっと引き込まれて行って最後あっと驚く結末で終わっています。
三谷幸喜や星新一でおなじみの和田誠の表紙というのもコミカルでシュールでいいです。
話の流れとしては都心タワマン住まいの姉が市街化調整区域で農業を営んで暮らす妹夫婦のもとを訪れ、東京カレンダー顔負けのキラキラ自慢話をしたところ(東京カレンダーネタについては綾考察編を参照)、妹の旦那・パホームがそのやり取りに奮起して大地主になろうと奮闘する物語です。
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うちナビについて考える(年末も、俺、顔晴るぜ!)

今年は多店舗展開していた賃貸不動産業者がいくつか倒産しました。年の瀬なので振り返っていきたいと思います。(個人的なメモです)

1.アルファホームズ(アルファ・プロパティマネージメント)
2016年7月に、アルファホームズを展開していたアルファ・プロパティマネージメントが倒産しました。
イケイケ系の不動産会社で、繁華街案件に強そうな感じでしたが、管理・賃貸仲介から収益物件売買・介護・太陽光と事業を拡大し、売上高も拡大したものの、借入金の返済が追い付かずに22億円の負債を抱えこの事態に。
旧役員と連絡が取れないなどきな臭さも残る顛末でした。

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歴史上の偉大な仲介業者について

昨今、仲介業者を排して貸主と借主が、あるいは売主と買主が直接取引するビジネスモデルがそこかしこで叫ばれています。
彼らは言います。「仲介業者は不要だ!」「右から左に流すだけで3%もの(1か月分もの)暴利を貪っている!」と。
果たして本当にそうなのでしょうか。仲介業者は本当に不要なのでしょうか?仲介業者の報酬は本当に過大なのでしょうか?
それを考えてみる上で今回は歴史上の仲介業者の話にスポットを当ててみましょう。
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