仲介手数料無料の落とし穴?(1)

(初出2015.1.26  画像追加、文章改訂 )

※画像はイメージです
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昨今は仲介手数料無料の不動産屋さんが増えてたりしますが(特に賃貸)、使ったことある方はいらっしゃいますでしょうか。
賃貸不動産の場合、礼金2ヶ月、敷金2ヶ月、前家賃1ヶ月、保証会社保証料1ヶ月、仲介手数料1ヶ月と最大で家賃7ヶ月分、家賃10万円で70万円かかっちゃったりするわけで、仲介手数料がゼロなら10万円分安いからそのお金で温泉旅行とかマンダリンオリエンタルとか行けちゃうわけで、使わない手はないでしょ!って話に思えます。

でも実は、仲介手数料含めて満額払った場合でも70万円まるまる不動産屋に行くわけではなく(一時的に預かりはするでしょうが)、礼金はオーナーに、敷金は管理会社が預かり、保証料は保証会社にいき、70万円のうち不動産屋の手元に残るのは仲介手数料の10万円だけであり、その10万円が不動産屋の収入となります。

家賃10万円、礼金2ヶ月、敷金2ヶ月、保証会社利用(保証料1ヶ月)、仲介手数料1ヶ月の場合のお金の流れ
家賃10万円、礼金2ヶ月、敷金2ヶ月、保証会社利用(保証料1ヶ月)、仲介手数料1ヶ月の場合のお金の流れ

仲介手数料無料の不動産屋の場合、仲介手数料を取らないので1接客あたりの仲介手数料収入は当然ゼロ円となります。
さて、ここで問題です。仲介手数料無料の不動産屋はどうやって収入を得て給料を払っているのでしょうか?

つづく

つづきはこちらです。⇒仲介手数料無料の落とし穴?(2)

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