第8回マンションコミュニティ座談会「中古マンションについて」前編が公開されました

第8回マンションコミュニティ座談会「中古マンションについて」前編
(前回記事はこちら⇒第7回マンションコミュニティ座談会「新築マンションの将来について」が公開されました
1回の座談会で5回分になってるとかどんだけ濃いんだよって話ですが、まあ濃かったですね。

SUUMOやモデルルームの営業が教えてくれない「いつ買うか」の重要性の話
SUUMOやモデルルームの営業が教えてくれない「いつ買うか」の重要性の話

価格決定や将来の売却に影響するのは個別の物件の特性云々よりいつ分譲されたかの方が重要だよという年来の主張です。
でもそれをわかった上で(あるいはわからないままの人もいます)家族の都合やなんやかで今買わなきゃいけない人がいて、
そういう人に「今が買いどきなんだ」と勇気を与えてくれるのがSUUMOやS♯先生なんですよね。
彼らも求められる仕事をしていると思います

おもしろかったのが築20年を狙えという話。
確かに新築築浅の時にはわからなかった問題が見えてきたり、
大規模修繕を経て修繕積立金残高がどれくらいになっているかわかるので、
それはかえって安心かもしれないと思いました。将来の姿が見えているということですよね。
モモレジさんの築20年物件への見方がファンドのAM担当者みたいで笑いました。
REITなんかは築10年~15年を前に保有物件を入れ替える傾向にありますね。
まあでも物件数が多くなると一人REITや一人ファンドみたいなもんですよね。
20年ものは価格も安いが賃料下げ幅も大きく利回りも低い?
20年ものは価格も安いが賃料下げ幅も大きく利回りも低い?

築20年から安い!得!って話ではなく築20年を過ぎると賃料が下がってしまって投資需要が減るから成約価格が下がるという話だと全然違う話になってしまいますね。

あとマンマンさんの物件購入の話が書かれていますが、結局「本気になれ」ってことに尽きると思います。
本当に欲しいもの、お得なものは「本気になら」ないと手に入らないのです。
「本気になる」というのは言葉や思いではなく、その物件を手に入れたいという思いを行動で示すことです。
休みがないとか時間がないというのは自分の都合です。
よい物件は自分の都合を考慮せずに現れます。
そこで自分の都合を優先する人はいつまでも手に入れることはできないでしょう。
なぜなら他の人が先に買付を入れてしまうからです。
「幸運の女神には前髪しかない」
チャンスはいつも突然にやってきて後から準備してつかもうとしてももう遅いということを言ったヨーロッパのことわざですが、まさにそういうことなのでしょう。
あなたがよい物件を買いたいなら「本気になっ」て行動で示すべきだし、あなたが営業なら客を「本気にさせる」べきです。
そんなことを改めて読んでて思いました。
それではまた。

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