35年ローンとイケハヤとのら様と私

平松愛里って今どうしてんだろうね。

で、イケダハヤト氏の「35年ローン」とか意味不明すぎて笑えるwww

http://www.ikedahayato.com/20150807/39107736.html

エントリーが各所で議論を巻き起こしています。

要約すると

「35年間、借金を返し続けるの?w」

「35年以上も同じ家に住むつもりなの?」

「震災起きたらどうするの?w」

「子どもが巣立ったらその家どうするの?w」

「今日死ぬかもしれないじゃんw」

という5項目からなり、結論として

「これからは安い家を一括/短期ローンで買うのが主流になる」

ということで俺は高知の山に家を建てるぞジョジョーっ!となるわけですね。

でこの一つ一つの論点に対しのらえもん氏が丁寧に論駁するエントリーを建てました。

話題の【「35年ローン」とか意味不明すぎて笑えるwww】のツッコミどころが多すぎで笑える

http://wangantower.com/?p=10409

借入に対する認識の問題、売却/賃貸のオプション、震災に対しての生命の安全性(構造の違い)、団信による死亡リスクの軽減(というか変な話死んだり病気になったら丸儲け)、山に家を建てるリスクと続きます。

で、この二人のエントリーを読んで思い出すのが、とあるマンションを購入しようとしていた夫婦のことです。

ご主人様は冷静に客観的にこのローンを組むにあたってのリスクとリターンを比較し、リスクについてはできる限りコントロールできるように物件や部屋の選択、および資金計画でもって調整する。

一方奥様はマンションを買って得られるリターンや、ご主人様が手を尽くしてリスクを極小化したことよりも、途中で会社を解雇されたら支払えなくなるんじゃないか、ほら○○さんところも住宅ローンを支払えなくなってこの前家を売ったんですって、とかリスクの大小ではなくリスクの存在そのものを許容できないご様子。

可能性を生み出しただけでアウトなんだよ
可能性を生み出しただけでアウトなんだよ

結局この夫婦がどういう決断をしたかは推して知るべしなのですが、割と思うのはこのイケハヤさんとのらえもんさんのエントリーを両方読んでそれでもなおやっぱり住宅ローンって不安だわって言う人は結構いるんじゃないかということです。

もちろん個々の論点とか説得力についてはのらえもんさんに軍配が上がるのですが、人は自分の心の中の不安を残した状態ではなかなか決断できません。(その不安をコントロールできる人が経営者に向いているのでしょう、住宅ローンはある種小規模経営に似たところはあります)

むしろ不安な人は自分の不安を肯定してくれる言説を自ら探しに行きます。なんとか療法とかと同じです。

だからもしあなたのお客さんや奥さんがそういう不安を口にして決断を避けようとしていたら、一つ一つ反論するのではなく…あ、もうこんな時間ですね。今日はお祭りに行ってきます。それについてはまた別の機会によろしくお願いいたします。

 

 

 

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